参議院会館で「STOP秘密保護法みんなのアクション!」(主催:秘密保護法を考える市民の会)に参加してきました。
集まった市民達70~80名ほどが、7.8人を1チームにして、10組ほどのチームを編成し、それぞれが各10人ほどの参院議員を訪問して、秘密保護法の廃案を陳情しました。
私のグループは参院会館10階の自民議員を10人訪問しました。議員直接には会えず、秘書の方に代わってご対応いただきました。
秘密保護法案は、対象を(1)防衛(2)外交(3)安全脅威活動の防止(4)テロ活動の防止の4つに分類。そのうち、特に高度な秘匿が必要と認めた情報を「特別秘密」に指定し、外部に漏らした公務員や政治家らに罰則を科す内容となっているとされますが、秘密の定義があいまいで、秘密期間もときの政権、行政の都合で延長が可能。対象範囲がいくらでも可能、恣意的な運用が可能な大変危険な性質をもちます。
TPP交渉や原発事故関連情報も特定秘密にされる可能性があるようです。
何が秘密なのか明かされないまま、立件されて、逮捕、有罪ということもありえる、まるで、治安維持法のような理不尽な運用が行われる可能性もあるのです。国会議員の国政調査権でさえ大きく制約されてしまいます。
このような危険な法律ゆえに、日弁連はじめ、多くの弁護士、刑法や憲法の学者、大学教授、アムネスティなどの人権団体が反対しているのです。
知り合いの国会議員がいなくても、お住まいの選挙区の国会議員、今のタイミングだと、参院議員にですが、「憲法無視、人権無視の特定秘密保護法案反対」のメッセージをファクス、メールで送ることをおすすめします。
0 件のコメント:
コメントを投稿