こんにゃくゼリー(主にマンナンライフの蒟蒻畑のこと)の窒息事故が多発したとして、時の消費者担当大臣野田聖子氏の不適切な発言も重なり、この商品は市場から一掃され、同様の競合品が代わって市場にあふれるという、事件がかつて起きました。ターゲットにされた企業および関連の生産製造者・販売者の打撃は多大なものとなりました。
政権交代で消費者行政のあり方が改善されるものと注目していたが、どうも、変わっていないようです。
国の食品安全委員会は今年3月10日に、こんにゃくゼリーについて「一口あたりの窒息事故頻度は、あめ類と同程度と推測する」とのリスク評価書案をまとめて、予定していた事故を減らすための提言のとりまとめを見送っています。
→のど詰まり:食品安全委が提言見送りへ(毎日新聞)
ところが、それから2週間後の3月24日に、消費者庁では今夏まで法規制を含めた安全対策をまとめる方針を示しています。
→こんにゃく入りゼリー 安全対策で初会合(日テレNEWS)
消費者行政内部の不統一が明らかになった形です。
伝統的に喉に詰まる食品の代表の餅やキャンディー、パン、、、、、などとあまりに異なる不当な扱いとの印象がぬぐえません。
大きな疑問を感じます。
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